2013年神田祭附祭



 第52回夏立つの遠足「三たび江戸を歩こう、4年ぶりの神田祭へ」

 前回の神田祭は東日本大震災で中止となったため、今年は4年ぶりの開催となります。文化資源学会では、過去2度にわたって(2007年・2009年)、神田祭の附祭つけまつりとして行列を出してきました。近代に入って失われた江戸の祭礼の姿を復元しようという試みのひとつでした。いずれも遠足(21回・31回)としての開催し、鎧武者や町人、物売りに仮装した会員が、日本橋から神田・秋葉原を抜け、神田明神に向けて大江山の鬼の首、白象のつくりものを曳き回しました。神輿を担ぐのではなく山車やつくりものを曳く楽しさを自ら体験するとともに、沿道のひとびとにも江戸の祭礼について理解を深めてもらおうと解説パンフレットを配りました。その勇姿は、学会ホームページでご覧ください。今年の祭には、「花咲爺さん」をテーマにした山車が神田明神によって新たに製作されますので、学会としてはこれを守り立てる行列を組む予定です。4月下旬に参加者に向けた説明会と勉強会を開き、5月上旬に仮装の小道具などを製作する予定です。「三たび江戸を歩こう」ではありませんか。

2013年神田祭附祭復元の様子

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