『文化資源学』第16号(2018年6月発行)
- 齊藤紀子
- W. M. ヴォーリズの住宅設計にとり入れられたピアノの背景—生活文化としてのピアノ—
- 渡邊麻里
- 歌舞伎イヤホンガイド前史—
1960年アメリカ公演における同時通訳—
研究報告
- 中川三千代
- エルマン・デルスニスによる両大戦間における日本での展覧会活動
- 辻 泰岳
- 方法としてのディスプレー:国立近代美術館の会場設計について
- 土屋正臣
- 文化財保護運動と地域開発史の一試論—三千塚古墳群発掘調査を中心に—
特集「文化資源学と私 U」
- 鈴木禎宏
- はじめに
- 市川寛也
- 文化資源学としての妖怪研究の展望
- 岡本貴久子
- 私は「文化資源学」を研究しているか
- 川瀬さゆり
- 文化資源学という21世紀のロマン主義?—そのわずかな歴史と限界と可能性
- 菊地淑人
- 文化資源から地域の物語を「紡ぐ」ということ
- 藏田愛子
- 文化資源学会と私
- 齊藤紀子
- ピアノ文化を考える:文化資源学としての試み
- 坂口英伸
- 水先案内人としての文化資源学
- 清水恵美子
- 私にとって文化資源学とは何か
- 鈴木親彦
- 「場」としての文化資源学、「基盤」としての文化資源学
- 手塚惠美子
- 文化資源学とのこれまでとこれから
- 中川智視
- 知性・反知性・文化資源
- 本田代志子
- 文化資源学と生人形研究
- 宮川智美
- 文化資源学と私 陶磁器という補助線
書評・出版物紹介
- 児島 薫
- 京谷啓徳著『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』
- 宮下志朗
- 野村悠里著『書物と製本術——ルリユール/綴じの文化史』
- 福島 勲
- 宮下規久朗著『闇の美術史 カラヴァッジョの水脈』
- 小泉晋弥
- 坂口英伸著『モニュメントの20世紀 タイムカプセルが伝える<記録>と<記憶>』
- 木下直之
- 白山眞理・小原真史著『戦争と平和〈報道写真〉が伝えたかった日本』
難波知子著『近代日本学校制服図録』
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