『文化資源学』第14号(2016年6月発行)
- 川瀬さゆり
- 棟飾りの復興にみる19世紀フランスにおけるゴシック建築観の変容過程―伝統としての15世紀ゴシックの再発見からヴィオレ=ル=デュクによる13世紀ゴシックの体系的理論構築まで
- 中川智視
- 抽象化の科学 ―19世紀後半のアメリカにおける科学言説とラフカディオ・ハーンの日本美術理解―
- 盧 ユニア
- 20世紀前半の螺鈿漆工芸における日韓関係 ―木村天紅と全成圭、そして朝鮮之螺鈿社をめぐって―
研究報告
- 鈴木禎宏
- 『柳宗悦とバーナード・リーチ往復書簡 日本民藝館資料集』紹介
日英の工芸運動の相互言及をめぐって
- 本田代志子
- ホーレス・ケプロン収集の生人形 鼠屋伝吉と松本喜三郎
特集「文化資源学を支えるテクノロジー」
- 中村雄祐
鈴木親彦
- はじめに
- 荒井 経
- 文化財復元の現在
―福島県飯舘村・山津見神社オオカミ天井絵の事例から
- 内山悠一
- 文化財デジタル化とその公開手法について ―『Touch the 北斎漫画』を題材に
- 岸川雅範
- 都市祭礼における伝統の継承と変容―神田明神を事例として
- 三谷八寿子
- 街をしつらえる技術と時間―汐留シオサイトの開発を通して
- 中村雄祐
- 平成27年神田祭附け祭り・つくりものプロジェクト報告:2013〜2015年
- 鈴木親彦
- 文化資源学とテクノロジー 分科会「文テク」の軌跡と展望
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