『文化資源学』第11号(2013年3月発行)
特集「地域社会と文化資源」
- 小泉 凡
- 文化資源として生かす小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)―松江における3つの実践から
- 藤原惠洋
- 文化資源から導く「文脈」「矜持」「紐帯」の再生を軸とした地域づくり
―熊本県菊池市における菊池文化資源総合調査を通して
- 有賀沙織
- 郷土文化の舞台化―愛知県西尾市での一市三町合併記念公演「吉良きらきら」の製作
- 市原猛志
- ものにかつての・新しい言葉を加えること―『北九州の近代化遺産』出版から産業観光・工場夜景ツアーへ
- 嘉藤笑子
- 地域社会に関わる文化芸術の可能性
- 菊地淑人
- 文化財の価値調査から文化資源保護・活用への広がりと将来の模索―京都岡崎における近代の記憶の発掘・継承とその資源化
- 國盛麻衣佳
- 石炭顔料COAL PAINTを用いた旧産炭地におけるアートプロジェクトの実践と評価に関する研究
- 河野まゆ子
- 長崎におけるキリスト教遺産の伝達〜韓国人キリスト教者招致に向けた取組事例
- 小林真理
- 地域社会で文化資源が活用されるための環境整備
- 末永 航
- 尾道の文化資源と市民活動
- 杉村荘吉
- パブリックアート研究所、20年間の活動とその社会的影響
- 芳賀久雄
- 地域の文化資源を市民共有の財産として生かすための実践活動
- 松隈 章
- 愛着が育む地域力―「塩屋」と言う文化資源
- 三浦伸也
- 南三陸町でのアートプロジェクトの広がりと地域の記憶の記録―「きりこ」プロジェクトをとおして考える地域の「想像」と「創造」
論文
- 川瀬さゆり
- 19世紀前半フランスにおける中世建築の棟屋根飾りの復興―鋳鉄のクレット再生にみられるヴィオレ=ル=デュク以前の中世建築修復
- 土屋正臣
- 地域文化の担い手と市民参加型発掘調査―野尻湖発掘の今日的意義
研究報告
- 蔵田愛子
- 図案家杉山寿栄男の縄文土器研究―考古図集と原始文化展覧会を手がかりとして
- 市川寛也
- 地域社会における妖怪観の形成と継承―徳島県三好市山城町の事例から
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