第71回 花菖蒲・あじさいの遠足「小田原攻め−修復成った天守と城下をめぐる」
日程
- 2017年6月10日(土)
案内人
- 堀内秀樹(東京大学)
解説者
- 諏訪間順氏(小田原城天守閣館長)
小田原は、戦国時代には関東の覇者となった後北条氏の拠点として日本最大の総構えが整備された場所です。江戸時代になると東海道の宿場町として、また、箱根をひかえた江戸防御のための拠点として大久保氏、稲葉氏などの有力な譜代大名によって治められてきました。
昭和13年に国指定の史跡に指定された小田原城では、城内に戦後、市民の憩いの場として遊園地や動物園などが建てられ、城址公園として整備されました。一方、1970年代後半から進められた発掘調査によって中世から近世にかけての遺跡が良好に遺存していることがわかり、近年では城域の復元や保存が進められ、銅門や天守閣などの整備を行い、観光資源として活用が図られています。
遠足では、平成の大改修を終えた小田原城を小田原城天守閣の館長諏訪間順さんに解説をいただき、再建・修復された銅門や常盤橋門と動物園や遊園地などを巡りながら小田原市の文化・観光政策やその歴史について考えることを目的とします。
行程
13:00 JR小田原駅改札口集合
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馬出門、銅門、常磐木門、歴史見聞館、郷土文化館、天守閣、動物園など
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17:00 解散