第70回 遠足「神田祭がやってきた−江戸東京を練り歩く」
日程
- 2017年5月13日(土)
行き先
- 神田明神氏子の町々(水天宮界隈から神田明神まで)
案内人
- 木下直之(東京大学)
鳴り物総監督
- 中谷考哉(武蔵野音楽大学打楽器科教授)
文化資源学会は、神田明神(神田神社)が進める江戸時代の神田祭の様子を再現するプロジェクトに2007年から関わってまいりました。
それは、神幸祭に付くという意味で「付祭」と呼ばれ、幕末までは続いていた仮装行列の復活です。
自ら経験することで、近代化によって変貌する前の文化を振り返るとともに、現代社会、とりわけ現代都市における祭礼の意義と役割を知る機会となるはずです。
今年はテーマを「花咲爺さん」に絞り、総勢80人ほどの行列を仕立てます。
趣向
花咲爺さん、犬、大名を乗せた山車(曳き物)を中心に、その前後に、里の動物、江戸の物売り、花笠を被った町人などを配するとともに、今年は鳴り物を加える(別紙企画書)。要所要所で、山車に設置した桜の木を満開にする。