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第67回鯖雲の遠足 「葉山加地邸に「ホセイン・ゴルバ展 時を彫る2016」を訪ねる」

日程

  • 2016年10月22日(土)

案内人

  • 伊藤裕夫(会員)

解説者

  • 吉見千晶(加地邸保存の会)、西松典宏(ホセイン・ゴルバ展)
サンプルイメージ

神奈川県葉山町一色で開催される「ホセイン・ゴルバ展 時を彫る2016」と、会場である旧加地氏別邸の建物を訪れます。


ホセイン・ゴルバ氏はイラン生まれで、1980年代からイタリアで活動を続け、現在は日本に住んでいる現代美術家です。これまでもゴルバ氏は一連の「時間の彫刻」を発表してきましたが、それは「たんに物体としての彫刻を制作するだけでなく、そのために使用される素材に宿る記憶や歴史性といった時間の要素がきわめて重要であり、可視化しがたい時間というものをみごとに造形的に喚起する」もので、「それが置かれる場そのものに宿る時間とも交錯」(展覧会チラシへの水沢勉氏の紹介文より)します。 サンプルイメージ

今回の展示会場である加地氏別邸は、1928年に建てられた、フランク・ロイド・ライトの高弟であった遠藤新の傑作の一つで、その長い時を経て継承された建物の内と外における「光の佇まい」が魅力となっています。

加地氏別邸は、私邸のため今まで2回程しか公開されていません。この機会に貴重な近代の歴史的建造物もじっくり見学していただければと思います。ぜひとも、皆さまのご参加をお待ちしています。

サンプルイメージ加地邸見学後、神奈川県立近代美術館でこの日開幕する「陽光礼賛 谷川晃一・宮迫千鶴」展を訪れます。

 



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