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第54回 早梅の遠足  「中村不折と朝倉文夫の御宅訪問」

日程

  • 2014年1月18日(土)

案内人

  • 高橋直子(女子美術大学)

解説者

  • 戸張泰子氏(朝倉彫塑館学芸員)
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約4年半の保存修復工事を終えて、このほど朝倉彫塑館がリニューアルオープンしました。
朝倉文夫(1883-1964)は、東京美術学校(現東京藝術大学)卒業後、官展で受賞を重ね活躍し、1948年には彫刻家としてはじめて文化勲章を受章しました。
朝倉彫塑館は、朝倉が自ら設計し、彼の生前はアトリエ・住居・私塾「朝倉彫塑塾」として使用した建物です。朝倉の死後、故人の遺志により「朝倉彫塑館」として公開。1986年に台東区に移管され、台東区立朝倉彫塑館となりました。
サンプルイメージ2001年に建物が国の有形文化財に登録され、2008年には敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されました。そこで、翌2009年から耐震補強のための保存修復工事が行われ、再開に至ったわけです。
 併せて、台東区立書道博物館も訪問します。こちらは洋画家にして書家でもあった中村不折(1866-1943)が独力で蒐集した書に関する資料が公開されています。やはり、不折旧宅として、東京都の史跡に指定されました。不折の建てた蔵も保存されています。


行程

13:00 JR鴬谷駅北口集合 → 書道博物館 → (オプション)子規庵、ねぎし三平堂 
  14:40 再集合 「羽二重団子」→  谷中墓地 → 15:30 朝倉彫塑館
※再集合場所「羽二重団子」: 荒川区東日暮里5-54-3

・書道博物館    台東区根岸2-10-4
・正岡子規旧居  台東区根岸2-5-11
・ねぎし三平堂 台東区根岸2-10-12
・朝倉彫塑館  台東区谷中7-18-10


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